Camino de Santiago (2014年その5) [旅]
さて、Estella を 5時半に出発した我々は、Torres del Río を目指します。
まだ暗い時間ですが、最初の街、Irache に到着。
ここにはワイン工場があり、その門のところにワインが出てくる蛇口があります。
お酒を飲めない私には、それほどありがたみはないのですが、お酒好きの方にはたまらないサービスでしょう。昼間はたくさんの人が集まっているそうですが、この時間は我々ともう一組だけでした。
さて、Irache を出て、少し山の道を歩こう、ということで、街を通る道の左側に並走しているちょっと小高い山道を歩きました。時々右の方に街が見えます。そして、しばらく歩くと遠くに古いお城が見えました。
Villamayor de Monjardín という街の近くのようです。あとで調べたのですが、ここは Castillo de Monjardín というワインの産地として有名で、そのワインの名前はこのお城の名前からとったそうです。 「Castillo」はスペイン語で「お城」の意味、「Monjardín」の地名の「Mon」の部分はフランス語の「山」で、「Jardín」(「ハルディン」と読みます) はスペイン語で「庭園」です。つまりフランス語とスペイン語が合わさって、庭園の山にあるお城というような意味になるのでしょうか。このあたりがスペインとフランスに交互に支配された結果、地名もスペイン語とフランス語が混ざったのでしょうね。残念ながら遠いので立ち寄れませんでした。
そして、ようやく遠くに小さな街が見えてきました。Luquinです。
人影もなく、お店もありません…。仕方がないので、手持ちのお菓子を食べて一休みして歩き続けます。
この辺りは一面、畑です。
が、近くに民家は見当たりません。畑仕事の時だけここにくるのでしょうね。
遠くに虹が見えました。
しばらく歩いて、11時ちょっと前に、Los Arcos に到着。
Estella から20km、約5時間歩きました。さすがにお腹が空きました…。
大きな教会 Iglesia de Santa María があり、その前の広場にお店がありました。ここで腹ごしらえをして、出発。Torres del Río まであと約8kmです。道は一本なので、仲間と距離をとって一人で歩くことにしました。巡礼の道に没入するにはこの方がよいだろう、というより、彼は私より歩くスピードが速いので、一人で先に歩きたかったのだろうと思います(笑)。
しばらく歩くと、周りに誰もいなくなってしまいました…。360度、見渡す限り、畑。その真ん中の一本道。この景色を独り占めです。
そして、小高い丘の上に街。
ですが、これはゴール手前のSansol。
そのまま通過して、その向こう側にある街に到着。
ここが今日の宿泊地の Torres del Río です。時刻は13時。歩いた距離は29km、時間は7時間半。前日よりははるかに楽な道のりでした。
街の入り口近くに小さな教会がありました。
Iglesia del Santo Sepulcro という教会で、日本語に訳すと聖墳墓教会、ということになるようです。
小さい、というだけではなく、内部が円筒 (正確には八角形) になっている、ヨーロッパでは珍しい形の教会だそうです。
12世紀に建てられたそうです。
明日は、いよいよ今回の目的地、Logroñoに向かいます。
まだ暗い時間ですが、最初の街、Irache に到着。
ここにはワイン工場があり、その門のところにワインが出てくる蛇口があります。
お酒を飲めない私には、それほどありがたみはないのですが、お酒好きの方にはたまらないサービスでしょう。昼間はたくさんの人が集まっているそうですが、この時間は我々ともう一組だけでした。
さて、Irache を出て、少し山の道を歩こう、ということで、街を通る道の左側に並走しているちょっと小高い山道を歩きました。時々右の方に街が見えます。そして、しばらく歩くと遠くに古いお城が見えました。
Villamayor de Monjardín という街の近くのようです。あとで調べたのですが、ここは Castillo de Monjardín というワインの産地として有名で、そのワインの名前はこのお城の名前からとったそうです。 「Castillo」はスペイン語で「お城」の意味、「Monjardín」の地名の「Mon」の部分はフランス語の「山」で、「Jardín」(「ハルディン」と読みます) はスペイン語で「庭園」です。つまりフランス語とスペイン語が合わさって、庭園の山にあるお城というような意味になるのでしょうか。このあたりがスペインとフランスに交互に支配された結果、地名もスペイン語とフランス語が混ざったのでしょうね。残念ながら遠いので立ち寄れませんでした。
そして、ようやく遠くに小さな街が見えてきました。Luquinです。
人影もなく、お店もありません…。仕方がないので、手持ちのお菓子を食べて一休みして歩き続けます。
この辺りは一面、畑です。
が、近くに民家は見当たりません。畑仕事の時だけここにくるのでしょうね。
遠くに虹が見えました。
しばらく歩いて、11時ちょっと前に、Los Arcos に到着。
Estella から20km、約5時間歩きました。さすがにお腹が空きました…。
大きな教会 Iglesia de Santa María があり、その前の広場にお店がありました。ここで腹ごしらえをして、出発。Torres del Río まであと約8kmです。道は一本なので、仲間と距離をとって一人で歩くことにしました。巡礼の道に没入するにはこの方がよいだろう、というより、彼は私より歩くスピードが速いので、一人で先に歩きたかったのだろうと思います(笑)。
しばらく歩くと、周りに誰もいなくなってしまいました…。360度、見渡す限り、畑。その真ん中の一本道。この景色を独り占めです。
そして、小高い丘の上に街。
ですが、これはゴール手前のSansol。
そのまま通過して、その向こう側にある街に到着。
ここが今日の宿泊地の Torres del Río です。時刻は13時。歩いた距離は29km、時間は7時間半。前日よりははるかに楽な道のりでした。
街の入り口近くに小さな教会がありました。
Iglesia del Santo Sepulcro という教会で、日本語に訳すと聖墳墓教会、ということになるようです。
小さい、というだけではなく、内部が円筒 (正確には八角形) になっている、ヨーロッパでは珍しい形の教会だそうです。
12世紀に建てられたそうです。
明日は、いよいよ今回の目的地、Logroñoに向かいます。
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