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『型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! 』 [ランニング]

keroyonさんのブログの記事で紹介されていた本です。


型破り マラソン攻略法  必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

  • 作者: 岩本能史
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/02/13
  • メディア: 新書



とても参考になる内容でした。この本で頻繁に出てくる「ラン反射」は、昨年の夏から取り組んでいる「反発力で走る」に通じるもので、この走り方ができるようになってから明らかにペースが上がり、長い距離もそれなりにペースを維持できるようになりました。

それ以外にも、「カーボローディングを行わない」「ストレッチは不要」などは、私も実践していることなので、それが「正しい」と言っていただけるのは嬉しいです。

「薄底のランニングシューズ」も、以前、膝を痛めたときの経験から、また、ソールの柔らかいシューズを履いた時の違和感から、確かにそうだなと思いました。今、履いているジョグ用のシューズがそろそろダメになりそうなので、この機会に、ジョグ用も薄底のシューズにしてみようかと思っています。

もっとも効果的なトレーニングとして「ビルドアップ走」と「峠走」があげられています。

「ビルドアップ走」は、以前はよくやっていたのですが、最近は通常のメニューに取り入れていませんでした。このトレーニングも復活させようかと思います。

「峠走」は、近くに峠がない、というのを言い訳にしてきましたが、それではダメなんだなと思いつつ、過信してはいけないとされている30キロ走を10kmのペース走とのセット練にすることで峠走の代替とする、というところから取り組もうかと思います。

「LSDは逆効果」と書かれていますが、私は、特に夏の暑いときはLSDをメニューに取り入れています。よく読むと、キロ7分半から8分という遅いペースで走らないと刺激にはならず、逆に「ラン反射」が衰えるだけ、とのこと。私は、キロ7分半を目標に、歩幅を小さくして体の真下で着地し反発力で走ることを心がけています。これで3時間、4時間走ると、脚にかなりの刺激が入りますし、フルマラソンと同じ時間を走り切る体を作る役に立つと思っています。岩本氏も、この点は否定されていないように思います。

ということで、「型破り」というタイトルではありますが、私がやっていることと近いところが多々あり、これでいいんだ、と納得させてもらえる内容でした。

否定的に書かれている月間走行距離を目標とすることに関しては、私には、トレーニングを休まないようにするために、また、年間3,000キロという単純に楽しみとしての目標を達成するために、無理のない程度に狙っていきたいと思っています。

ということで、自分のトレーニングのよいところ、悪いところを確認する意味で、素人の自己流ランナーの私にはとても参考になりました。読みやすく1日で読み終えられる、オススメの一冊です。
タグ:マラソン
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keroyon

そうなんです~。
私も以前から、「型破り」「非常識」と紹介されていた内容でしたが
自分にとっては「しっくりくる」内容でした。
でも、Yoshikiさまも、読む前から実践されていたことが
いろいろあったようで(^^)
私も試行錯誤しつつ・・ですが、がんばります!
by keroyon (2015-02-22 13:46) 

Yoshiki

keroyonさん、
コメントありがとうございます。また、よい本を紹介いただき、ありがとうございました。以前からランナーズ誌をトレーニングの参考にしていたため、岩本氏の記事の内容を意識せずに取り入れていたのかもしれません。トレーニング方法はまだまだ未知の部分が多いようなので、いろいろと試す楽しみがありますね。私も頑張ります!!
by Yoshiki (2015-02-24 00:33) 

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