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WF-SP700N [AV機器]

SONY から新しいスポーツ用の完全ワイヤレスイヤホンがでました。
左右独立の完全ワイヤレス、汗でも大丈夫、というIPX4レベルの防滴仕様で、さらにノイズキャンセル機能。

ランニング+普段使い用にちょうどよいかと買ってみました。

パッケージ.jpg
内容は、本体とケース、イヤーピースがXS、S、L、本体に付いているMの4組、イヤホンを耳に固定するためのアーチがLと本体に付いているMの2組、USBケーブル。

内容.jpg


AirPodsをはじめ、他の完全ワイヤレスのイヤホン同様、ケースに入れておくだけで充電できる仕組みになっています。ケースにはmicro USBの口があり、ここで充電できます。ACアダプタは付いていませんが、持っている人も多いと思いますので、これで正解でしょう。

まずは充電。充電中はポートの脇のLEDが赤く灯ります。

P1088348.jpg


が、わかりにくいです。BoseのSoundSport Freeは前面の明るいLEDで充電量も表示してくれるので便利です。

また、本体はケースの中で充電。

充電中.jpg


充電中は本体の赤いLEDが灯ります。本体をケースに格納するとき、AppleのAirPodsやBoseのSound Sport Free はマグネットで自然に収まり、充電が開始されるのですが、SP700N にはこの仕組みがなく、しっかりと指で押し込まないと接点が繋がらず充電が開始されません。この点、注意が必要です。

iPhone との接続は簡単です。SP700Nをケースから取り出すと自動的に電源が入り、最初に電源が入った時には自動的にペアリングモードになります。あとは iPhone の設定、Bluetooth で WF-SP700N をタップすれば接続完了です。

ノイズキャンセリングの設定等にはアプリが必要なのでインストールしておきます。

アイコン.jpg


アプリを起動すると、接続されているイヤホンのバッテリ残量を確認でき、ノイズキャンセリングの設定を変更する画面が表示されます。

アプリの画面.png


フル充電したはずなのですが、なぜか、画面上の表示では半分くらいになっていました。電源のピクトの右隣は接続時に選択されたコーデック。AACに対応しているはずなのですが、なぜか SBC。これは、画面の下の方にある「音質モード」が「接続優先モード」になっているためでした。これを「音質優先モード」にすることでAACに変わりました。iPhone で使われる方は要注意です。

音質選択.png


AAC.PNG


ノイズキャンセリングの機能は「外音コントロール」となっていて、3つのモードがあります。完全にノイズキャンセルする「ノイズキャンセリング」、人の声だけ聞こえるようにする「外音取り込み - ボイスモード」、その他の音も取り込む「外音取り込み - ノーマルモード」。最後のはノイズキャンセルではありませんね。そのため、機能としては「外音コントロール」となっています。あとでわかったのですが、この「外音コントロール」を Off にすると、ノイズキャンセルや外音の取り込みの機能がすべて Off になり、普通のイヤホンになります。

外音コントロール Off.PNG


このモードはイヤホン側の操作でも切り替えができます。本体をケースから出して電源が入ると、最初は「ノイズキャンセリング」になり、本体の左側のボタンを押すと「外音取り込み」に、もう一度ボタンを押すと「外音コントロール」が Off に、もう一度ボタンを押すと「ノイズキャンセリング」に戻るようになっています。

無事に接続できたので、装着。イヤーピースとフックは最初、ついていたMでは小さそうでしたので両方ともLに変えました。耳に入れる時に、上から下に耳の穴にねじ込むように入れ、フックを耳たぶの内側で固定させると安定します。Bose に比べて本体が薄いので、耳からの出っ張りもほとんどありません。

耳.jpg


早速、昨日、これでラン。外の音が聞こえやすいようにと「外音コントロール」を On にして「外音取り込み - ノーマルモード」にしてみました。外部の音が聞こえやすいように感じられましたが、それに加えて、風の音を拾ってそれを拡大して再生してくれるのか、その音がかなり大きくなります。向かい風の時はかなりの音になります。

そこで、今日は、「外音コントロール」を Off にしてみました。これならば風切りを音が拡大されることはありませんでした。自分の足音やすれ違った人の声もしっかり聞こえるので、このモードが一番良さそうです。先に書いた通り、電源が入った時は必ず「ノイズキャンセリング」になっているので、左のボタンを2度押して、外音コントロールを Off にする必要があります。

音質は、高音から低音までしっかり鳴ってくれて、個人的には Bose の Sondsport Free よりもこちらの方が良いように思いました。耳の中での安定度も十分で、キロ6分くらいのジョグでも4分15秒くらいまでスピードを上げてもずれたり不安定になることはなく、つけていることを忘れるくらいです。また、接続も安定していて、二日間、2時間の間で音が切れることは一度もありませんでした。

欠点は駆動時間。音楽再生で3時間ですので、LSD等、音楽が一番欲しい、長い距離、長い時間走る時に使えません…。その時は Bose を使うことにします。

あとは、この夏、汗と雨の中でどれだけ壊れずに動いてくれるか、ですね。それまでは、良いイヤホンです、ということで。
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