さて、2012年の巡礼路は無事、Santiago de Compostela に到着したのですが、歩いたのは、ゴール近くのわずか (!?) 120km。しかし、その手前にフランスから続いていて、Pamplona、León を通る、スペインを横断する、全長900km以上の路が控えています。
- 旅
何事も「コンプリート」させないと気が済まない性格なので、それならば、ということでフランスの国境近くの町、Saint-Jean-Pied-de-Port から歩くことを決意。といっても、900km歩くには1日30km歩いても30日。そんなに長く仕事を休めませんので、何回かに分けて歩くことになります。
どこまで歩けるかは体力次第ですが、最後は、飛行機に乗るためできるだけ Madrid に行きやすい大きな町まで行きたいところ。で、今回のゴールは Logroño にしました。
地図でわかる通り、まだスペインの東の方ですが…。
さて、今日は、持って行った荷物について、簡単に紹介しておきます。
毎日たくさん歩くので、荷物はできるだけ少なくします。まずは、服装。
基本は Tシャツ (ユニクロです) と山登り用の半袖シャツ (汗が乾きやすいものです) と、同じく山登り用のロングのパンツ。ソックスはランニング用のものを選びました。着替えは、肌着とソックス1組のみ。毎日洗濯するので、これだけあれば十分です。
雨も降るので、雨具が必要です。これもできるだけコンパクトにするため、モンベルの山用のもので揃えました。
コンパクトにまとめられます。
寝袋も必須です。巡礼宿は、ベッドのみで毛布もないというところがあるためです。
カメラもコンパクトにしようと思ったのですが、思い切れませんでした…。
それでも LUMIX は小さいのでケースに入れて腰にぶら下げられるのがありがたいところです。
前回の経験から電源の確保が難しかったので、以前、紹介したソーラパネルも持って行きました。
あとは iPhone の充電用の AC アダプタ、カメラのバッテリーの充電器等々、細かいものを、山登り用のバックパックに詰め込みます。バックパックは、機内に持ち込みたい、ということと、重たくならないように、ということで、小さめのものを使います。
これに、上で紹介したものに加え、いろいろ小物 (洗濯紐、洗濯バサミ、石鹸等々) 詰め込んで、とりあえず、機内持ち込みのギリギリの大きさ、重さになりました。
が、帰りはお土産で荷物が増え、Madrid の空港で機内持ち込みを拒否されてしまい、仕方なく預けました…。
さて、次回から、2014年の巡礼の路を紹介します。