会場に到着して、まずは受付。ナンバーカードを受け取り、確認すると
「4分30秒以内」ってそんなタイムを申告したかな…、と。今回、申し込みは個別にファイルに記入してメールで送るというやり方だったので、あとで送ったファイルを調べたら、実際、そのように申し込んでいました…。
とりあえず、ナンバーカードをウェアにつけて着替えることに。会場についたときには、まだ、雨は降っていませんでしたが、ちょっと寒く、ウェアが一枚では雨が降ったときに体が冷えるかも、とインナーを一枚着て走ることにしました。着替えが終わってから本部に行き、メッセージカードに意気込みを書き、ステージ前で撮影。
その後、自撮りしました(笑)。
さて、スタートは10時からなので、しばらく会場内でゆっくりしてから、荷物を預け、スタートブロックの後ろの方でウォームアップ。シューズは昨シーズンの大会用のMizunoのEmperor。久々に履いたのでちょっと心配したのですが、その必要はなく、いい感じで走れます。
9時過ぎからウォーミングアップ。以前、陸連の園原コーチの指導でしっかりと体を動かしました。
スタートは10時。スタートブロックにのんびり向かって言ったら既にたくさんのランナーが並んでします。と言っても、私はもう一つ後ろのブロックに回りたいくらいだったので、後ろの方に並びました。そこでぼーっとしていたら、列の外から私の「〇〇さーん」と人を呼ぶ連呼が。誰を探しているのかと、しばらくは反応できなかったのですが、横の方を見ると知った顔が。最近知り合ったラン友さん、4人が私をみつけて声をかけてくれていたのでした。まさか、ここに来ているとは知らず、いつも応援もなく一人で走ってそのまま帰る、というパタンの私は、自分を呼ぶ声があるとは思ってもみなかったので、失礼しました…。
先頭のブロックは、先ほど書いた通り、「4分30秒以内」の選手。その次のブロックが「4分30秒」。ってことは、やはり4分30秒以内で走らないと…、とプレッシャーが(笑)。
さてさて、そうこうしている間にスタートの5分前。スターターが準備をして、いよいよスタート。先頭のブロックでスタートゲートもすぐそばだったので、今回は腕時計も「グロス」で測ることにして、号砲とともに時計もスタート。
コースは荒川の河川敷。コースは平坦で、折り返し3回と単調ではありますが、走りやすいコースでした。
いつもペース走やタイムトライアルでもスタート直後はペースが上がらないのですが、できるだけ早めにペースを上げることに。と頑張ってはみましたが、3kmあたりで後ろからキロ4分30秒のペースランナーが率いる一団に追いつかれました。遅くともこの一団について行こうと、しばらくペースランナーの横を走っていました。しばらくすると体が動くようになって来て、ペースを上げられ (もちろん、「私」にしてはですが…)、ペースランナーより前に出られるようになり、最初の5kmはグロスでちょうどキロ4分30秒。
ここからほぼイーブンのペースで走り、折り返し地点を越え、スタートブロックで声をかけてくださったラン友さんと対面で声を掛け合いながら、第二折り返し地点へ。そこから再度、同じコースを最初の折り返し地点まで走ります。そこで折り返してゴールまで来た道を帰るというコースです。このため、第二折り返し地点と第三折り返し、そこから第二折り返し地点に戻る間、先頭集団と後続集団が同じコースを走ることになります。ペースランナーを先頭にした集団もいるので抜かすときにちょっと走りにくそうに思いました。
第三折り返し地点からゴールに向かう間に若干の雨に降られましたが、それほどひどくはなく、ペースもなんとかキープして、そのままゴール。タイムは1時間33分と自己ベスト、ペースも4分27秒となんとかブロックの基準をクリアできました。
ゴール後、抽選箱にナンバーカードについている抽選券を入れて、競技完了。この抽選箱で、この大会の最大のイベント (!?) である東京マラソン出場権の抽選が行われます。
抽選会は13:05から。そのため、抽選の対象は13:00までにゴールしたランナーとなります。スタートが10時ですから、普通に走れるランナーであれば問題ないですね。
抽選では、抽選箱から10枚の券をひき、券に書かれている名前を呼び出し、そこにいなければ失格となります。雨のためか、まさか当たらないと思ったのか、帰ってしまう人も多かったようで、なんと、最初の10枚中6枚、6人はその場にいなく、その数だけ再抽選。これで当選確率が高まった、はずですが、残念ながら私も、また、ラン友も全員外れ…。東京マラソン落選の記録を伸ばす結果となりました…。
とはいえ、今回は最後までしっかりと走れ、自己ベストが出せたので、収穫はありました。ただ、このペースでフルマラソンはまだ無理そうなので、さらなるスピードアップ、持続力アップに励んでいきたいと思います。