iPhone 4SやらiOS 5やらで盛り上がっていますが、同時にiPod nano (第6世代) のソフトウェアのバージョンが1.2にあがりました。最大の改善ポイントは一画面に4個と小さくて扱いにくかったアイコンを一画面に1個と大きくしたこと。さらに、もう一つ、ランニングで使っている人にありがたい、とっても大きな改善がありました。

今までのNike+iPodは、シューズに取り付けたセンサーからデータが電波に乗って飛んでくるので、受信側のiPodに電波を受けるレシーバーを取り付ける必要がありました。そのため、第5世代までの縦長のiPod nanoはさらに縦長に、真四角で小さくなった第6世代もレシーバーを取り付けた分大きくなってしまい、あまり嬉しくありません。

iPod nanoにレシーバーが内蔵されないかと密かに期待していたのですが、今回のAppleからの発表ではハードウェアに変更無し。残念…。と思っていたのですが、iPod nanoの製品のページをじっくりと読んでみると、「レシーバを接続したり、シューズセンサーを使う必要はありません」という記述が!! マニュアルをダウンロードして調べてみると、確かに、必要だとは書いてありません。
さらに念を入れて実際に店頭で確認してみると、たしかにセンサー、レシーバー無しでワークアウトを開始できます。内臓の加速度センサーを使って歩数から走った距離を計算しているようです。この仕組みなら、歩数計の昨日のある第5世代のiPod nanoでもできそうなものなのですが、残念ながらこちらのソフトウェアのバージョンアップはなし。

こうなれば第6世代に乗り換えるしかない。どうせ買うならばということで Apple StoreオンラインのPRODUCT REDの16GBを購入。

レシーバーを取り付けた第5世代と比べるととてもコンパクトです。



今まで使っていたリモコンつきのイヤホンも使えます。

精度は、第5世代とセンサーの組み合わせと同じくらいだと思います。

これで、完全にNikeのシューズでなくても使えることになるわけで、Nikeとしてこれでよいのだろうか? という疑問もありますが、asicsユーザになりつつある私としてはありがたい機能改善です。

今日は、これを使ってランニング。1kmのダッシュを4回繰り返すインターバル走です。ダッシュのパートのタイムは4'46"→4'27"→4'48"→4'36"。前回達成できなかった4'30”を切ることができました。nanoが軽くなったからかなと思ったのですが、実際には体重が1kg近く重くなっていたので、重さは関係なさそうです(笑)。