五島列島の教会の続きです。

五島列島に渡って最初に訪れた教会が久賀島の浜脇教会です。久賀島には福江港から海上タクシーを使いました。この教会は海に面したところに立っているため、島に近づくと船の上から教会の白い建物が目に入ります。



港から車で教会まで行きました。

現在の建物は1931年に建てられた、五島列島で最初の鉄筋コンクリートの教会だそうです。



70年前に建てられたとは思えないデザインです。建物そのものもとてもきれいな状態でした。これは、五島列島のどの教会にも通じるのですが、大切に守られ、大切に使われていることがよくわかります。

さらに車で島の中央部にある牢屋の窄殉教記念教会に行きました。ここは、キリシタンの迫害の時代に、200人もの信者が12畳の部屋に閉じ込められ、多くの人が殉教した場所です。



建物は1984年に建てられた新しいものですが、140年前の悲惨な出来事を思うと心が重くなります。