さて、心エコー、トレッドミル、ホルター心電図の検査から2週間。それなりに心配になってきたので、いろいろ調べましたが、心電図の波の異常が連続的でなければ問題無い、ということで、とりあえず安心することにしました。
そして、診察。昼前に病院に行き、11時過ぎに受診しました。
担当の医師は、心エコーの写真、ホルター心電図の波形らしき画面を出して、「特に問題はありませんでしたが」と話し、その後、別の心電図の画面を表示して心拍数を上げた時の状態に問題がある旨の話を始めました。そして、看護師に心臓の血管の模型を持ってきてもらい、冠動脈の部分を指しながら話を始めました。だんだんと雲行きが怪しくなってきます…。話の内容をまとめると、この辺りで血管が詰まっている可能性がある、どれくらい詰まっているかはわからないし、90%や50%くらい詰まっていても問題はないとも言える、というお話。CTスキャンで診てみなければわからない、ということ。この日の15時にCTスキャンの空きがあるということで、急遽実施することにしました。
まずは院内の薬局に行って「ニトロペン」という血管を広げる薬を頂きます。これはすぐには飲まず、検査の時に渡し、検査中に舌の下に入れてもらいます。一般的には、もう一つ、心拍数を下げる薬を処方するようですが、私の場合は不要ということでこれは飲まないことになりました。
さらに、CTスキャンでは造影剤の投与が必要です。造影剤でアレルギー反応等、副作用が起きる可能性があるので、そのことを確認する意味で「同意書」にサインを求められます。今まで、薬品でアレルギー反応が出たことはないので、了解した旨、チェック印をつけサイン。これで手続きは完了です。
検査前の注意事項としてもう一つ、昼食を取らないこと、と言われました。朝7時過ぎに朝ごはんを食べて、すでに昼近く。あと3時間食べないというのはかなり厳しい…。
その後、予約は14:30に繰り上げられ、さらに少しでも早く終わるようにと、ちょっと早めに検査室の受付に。結局、検査が始まったのは15時ちょっと前。お腹が空きました…。
寝台に横になり、右腕の静脈に針を刺し、そこから造影剤を投与できるようにします。
この状態で寝台を移動させながらドーナツ状のスキャナの中に体を入れます。息を止めて寝台を移動させながらスキャン。という動作を2回ほど繰り返し、最後に造影剤を投与して撮影。事前に言われていたのですが、造影剤を投与してからスキャンすると体全体が熱くなります。それでも思ったほどではなく、特に痛みもなければアレルギー反応等の異常もなく、無事に終了。1時間もかからなかったと思います。 造影剤の排出を早めるため、水分をいつもより多く摂ってください、とのことでした。
検査結果は1週間後になりました。